実家暮らしは住居費を抑えやすく、貯蓄を増やす機会になります。ただし、「家賃がないから貯まる」とは限りません。家庭に入れる金額を話し合い、将来の一人暮らしを想定した予算と自動積立を作ることが重要です。
家族と生活費の負担を決める
食費、光熱費、通信費などを家族が負担している場合、実家に入れるお金は家庭の状況で異なります。一律の正解はないため、負担額や家事分担を家族と明確にしましょう。
3つのお金を分けて貯める
| 目的 | 使う時期 | 管理方法 |
|---|---|---|
| 生活防衛資金 | 緊急時 | すぐ引き出せる預貯金 |
| 独立・引っ越し資金 | 数か月〜数年以内 | 家具家電、敷金等を見積もり、別口座で貯蓄 |
| 長期資産 | 10年以上先 | 余裕資金で長期・積立・分散投資を検討 |
生活防衛資金は、現在の実家暮らしの支出ではなく、将来一人で暮らす場合の必要生活費を基準にすると、独立後の家計に対応しやすくなります。
一人暮らしの予行演習をする
住みたい地域の家賃、光熱費、食費、通信費を調べ、家計表を作ります。現在の家庭負担との差額を毎月「仮想家賃」として貯蓄すれば、貯金と生活訓練を同時に進められます。
- 手取りだけで家賃と生活費を賦えるか
- 引っ越し初期費用を現金で用意できるか
- 一人暮らし後も自動積立を続けられるか
NISAとiDeCoは目的で使い分ける
NISAは運用益が非課税になる制度で、売却して現金化できますが、運用中は元本割れの可能性があります。iDeCoは老後資金向けで税制優遇がある一方、原則と60歳まで引き出せません。独立資金と生活防衛資金を先に預貯金で確保し、長期間使わないお金だけを回します。
よくある質問
Q.実家暮らしのうちに、できるだけ多く投資すべきですか?
必ずしもそうとは限りません。近い将来に一人暮らし、結婚、車の購入などがあれば、現金の必要額が増えます。目的と時期を分け、投資は長期資金に限定しましょう。
参考・出典
投資には元本割れの可能性があります。制度の最新情報と自身の将来計画を確認してください。