公務員のボーナスは、一律の「黄金比」で分けるより、使う時期と優先度で仕分ける方が現実的です。その都度あてにせず、支給前に「年間支出」「生活の備え」「近い将来の目標」「長期投資」「自由費」の順に配分を決めましょう。
支給前に使い道を決める
ボーナスは毎月の給与より金額が大きく、口座残高を見てから使い道を考えると支出が膑らみやすくなります。支給見込額は過去の実績より少なめに置き、手取りの実額が分かってから最終配分します。
ボーナス配分の5つの優先順位
| 順位 | 使い道 | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 確定している年間支出 | 税金、更新料、帰省、車検、家電 |
| 2 | 生活防衛資金と高金利負債 | 急な支出への備え、リボ払い等の整理 |
| 3 | 数年以内の目的別貯蓄 | 引っ越し、結婚、車、教育資金 |
| 4 | 長期投資 | NISA等を使う余裕資金 |
| 5 | 自由費 | 趣味、旅行、自己投資 |
各項目の割合は、貯蓄残高、負債、家族構成、近い将来の予定で変わります。「貯蓄4〜5割、投資2〜3割」のような一律の比率を正解とはしません。
投資に回すときの注意点
NISAは投資の利益が非課税になる制度であり、元本や利益を保証する制度ではありません。数年以内に使う予定のお金は預貯金で確保し、長期間使わない余裕資金のみを投資に回します。
まとまった金額の投資が不安なら、数か月に分けて積み立てる方法もあります。ただし、分ければ必ず有利になるわけではありません。
避けたい使い方
- ボーナス払いを前提に、毎月の固定費を増やす
- 支給額が確定する前に大きな契約をする
- 生活防衛資金がないのに、全額を投資する
- 目的を決めず普通口座に置き、少しずつ使う
よくある質問
Q.自由に使うお金も残してよいですか?
問題ありません。必要な備えと目的別資金を先に確保したうえで、予算内の自由費は家計管理の継続にも役立ちます。
参考・出典
ボーナスの支給条件や金額は所属と勤務状況で異なります。投資には元本割れの可能性があります。